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カート

カートが空です

【幸尚堂】京扇子(胡蝶 kocho)

セール価格¥22,000

それは蝶か、私か。

中国の思想書『荘子』にある説話「胡蝶の夢」をモチーフとした、唯一無二の京扇子。
命を吹き込んだのは、京の伝統を受け継ぐ新進気鋭の絵師、ほりみゆき氏。
七宝や漆の蒔絵を思わせる精緻な描写は、下書きなしの一発書き。
儚くも美しい胡蝶が微睡の風を纏い、至福のひとときを運びます。
色:濃紺

荘子「胡蝶の夢」

「胡蝶の夢」は、中国の古典『荘子』に登場する有名な説話です。ある夜、荘子は蝶(胡蝶)となり、ひらひらと飛んでいる夢を見ました。その夢の中で彼は完全に蝶として存在していましたが、目が覚めると自分は再び荘子に戻っていました。そこで荘子は思索にふけります。

「私は荘子として蝶になる夢を見たのか、それとも蝶が荘子になる夢を見ているのか?」

躍動する宝石

夢と現実の境界が曖昧になるほど、心の凝りを解きほぐし、柔らかな癒しを感じていただきたい。そんな思いから、余白を意識し、宝石のように美しい蝶を描きました。誰しも心の奥底に、この美しく魅惑的な蝶の姿を秘めています。その「純」なる自己を解き放ち、微睡の風と共に、美しく羽ばたかれることを願っております。

—京もの認定工芸士 ほりみゆき

伝統の技

京扇子は、和紙の染めつけ師、絵師、細工師など、伝統技術を受け継いだ職人たちによる八十七の工程を経て完成に至るといいます。扇骨には丈夫で美しい滋賀県産の高級竹を使用。匠の技とこだわりが凝縮された、純国産の伝統工芸品です。

職人の粋を集める

伝統の87工程

想いを伝える

扇子は平安時代前期、木簡(もっかん)と呼ばれる木の札に言葉を書き、それを束ねたものが起源とされています。つまり扇子の原形は「想いを伝える道具」だったのです。扇子といえば「末広がり」の縁起物。開いた時に先端が広がる形は、繁栄と幸福を招く象徴とされ「末広(すえひろ)」と呼ばれてきました。記念日やお祝い事などに扇子を贈る習慣は、今尚多くの人々の間で親しまれています。扇子を通じて、大切な人にあなたの想いを届けてみてはいかがでしょうか?

FAQ

よくあるご質問

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