【復刻版】田井屋100年ノート
西田幾多郎が愛した高級筆記用紙。
2015年、哲学者・西田幾多郎氏のご遺族の元から、直筆のノート50冊・紙資料が発見されました。そのうち3冊は、1900年代初期の田井屋製ノートであることが判明しました。
深く思索し、試行錯誤を重ねながら言葉を紡いだ西田氏。私たちはその精神に敬意を表し、彼が愛用したノートを復刻版としてお届けします。
書きやすく、書籍のようにめくりやすい。
インクのにじみや裏抜けが少なく、なめらかな書き心地。
あなたの思考や創造の伴侶として、お役立ていただければ幸いです。
田井屋100年ノートはPremium Selectionの対象品です。
Premium Selectionとは、卓越した技術と感性をもつ、今注目の職人やクリエイターとのコラボレーションによって生まれた"独創的で希少性の高いアイテム"を集めた特別な商品カテゴリーです。
哲学者。1870年石川県生まれ。京都帝国大学で哲学を教える。『善の研究』(1911年)は、主観と客観を対立させてとらえたきた西欧の近代哲学とは異なる、主客未分の「純粋経験」の立場をとり、「日本最初の哲学者」と呼ばれる。それらの対立を包み込んだ「自覚」「場所」をキーワードとする独自の思索を深め「西田哲学」として世界に名高い。1940年文化勲章受章、1945年75歳没。
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Premium Selectionは、商品価格に加えて別途送料がかかります。
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復刻版へのこだわり
復刻にあたり重視したのは、当時のノートの趣に近く・使いやすく・書きやすいこと。表紙の枠線は電線・裏表紙は機関車のモチーフで販売当時としては新しいものを取り入れたデザインのようです。サイズは当時のまま。罫線は文字や図が書きやすいと人気の高い5mm方眼を採用しました。
製法へのこだわり
表紙は当時と同じ活版印刷です。時間も手間もかかりますが、凹凸やかすれによりどこか懐かしく、温もりもある風合いがあります。復刻版では金属板を使い凹凸を強く表現しています。現在はノートサイズを印刷できる工場も少なく、希少な逸品となりました。一冊ずつ異なる表情をお楽しみください。
書き心地へのこだわり
職人の技術で丁寧に製本されています。この糸綴じの特殊な製法で長く使っても壊れにくい丈夫なノートに仕上げました。本文紙にはなめらかな書き心地で、インクによるにじみや裏抜けが少ない高級筆記用紙を使用しています。やわらかな色調と透かしの模様が、光の反射を軽減し目の負担を和らげます。